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【2025年夏】夜が涼しくなるのはいつ?冷房不要で眠れる気温とは|一級建築士が解説

暑さの悩み
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▷一級建築士
▷インテリアコーディネーター
▷家電ライター

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一級建築士の星悠真です。9月に入っても猛暑が続きますね。

「夜はいつから涼しくなって、冷房が不要になるのだろう」と考えているあなたへ。

特に2025年は電気代の高騰が家計に直撃しているため、少しでも冷房を使わずに眠りたいと思う人は多いでしょう。

この記事では、夜に冷房が不要になる時期を地域別に解説します。

さらに建築士として、冷房を付けなくとも快適に眠れる住まいの工夫もお伝えします。

星 悠真
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この記事を読むことで「いつから冷房を止めても快適に過ごせるのか」が分かり、あなたの電気代削減につながるはずです。

冷房が不要になる夜の温度と湿度の目安とは?

冷房を使わなくても快適に眠れるかどうかは、「最低気温22〜23度かつ湿度60%以下」が基準です。

星 悠真
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なぜなら、人が眠りやすい環境は「室温22〜25度、湿度50〜60%」だからです。

もし夜の最低気温が22度程度であっても、湿度が70%を超えると蒸し暑く感じます。逆に気温が24度でも湿度が低ければ、扇風機やサーキュレーターを併用するだけで快適に眠れます。

冷房不要の目安は「最低気温22〜23度かつ湿度60%以下」と覚えておくと安心です。

【地方別に見る】夜はいつから涼しくなる?最低気温22〜23度の目安

結論から言うと、2025年は多くの地域で9月中旬から下旬にかけて最低気温が22〜23度になり、冷房なしでも眠れる夜が訪れます。

ただし、地域によって時期は大きく異なります。

北海道・東北地方

北海道や東北では、2024年も9月中旬には最低気温が23度を下回る日が続きました。2025年も同じ傾向が予想されます。

特に札幌や仙台では、9月10日頃から熱帯夜がほとんどなくなり、夜に冷房が不要になる目安と考えられます。

関東・甲信地方

東京や埼玉など関東平野部では、2024年は例年よりも暑さが長引き、9月中旬でも最低気温が25度近い日が続きました。

ようやく夜が涼しくなったのは9月下旬からで、2025年も同様に9月20日以降が冷房不要の目安になるでしょう。

東海・近畿・中国・四国地方

名古屋、大阪、広島、高松といった西日本の都市部では、2024年も9月下旬になってようやく熱帯夜が解消しました。

2025年も同じ傾向が見込まれます。つまり9月25日頃から10月初旬にかけて、冷房を使わなくても眠れる夜が増えていきます。

九州地方

福岡や鹿児島では、2024年も10月初旬までは最低気温25度前後の日が続きました。

したがって2025年も10月上旬まで冷房が必要になると予想されます。

沖縄・奄美地方

沖縄や奄美では、10月でも夜の最低気温が25度を下回らないことが多くあります。

2025年も同じ傾向で、10月中旬以降にようやく冷房不要の目安を迎える見込みです。

夜に冷房を使わないとどれだけ電気代を減らせるのか?

冷房を使わない夜が1週間増えるだけで、電気代は数百円から千円以上節約できます。

星 悠真
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例えば、エアコンを夜7時間使用すると仮定します。7時間なら100円程度、30日なら3000円ほどになります。

もし夜の最低気温が下がって冷房を使わない日が10日増えれば、電気代を1000円前後節約できる計算です。

さらに冷房を使わないと体調面でも冷えすぎを防げるため、健康メリットも得られます。

建築士が教える冷房なしで眠れる住まいの工夫

冷房を完全に止めても眠れる環境は、住まいの工夫で実現できます。建築士の視点から特に有効なポイントを紹介します。

窓の開け方で風を通す「対角線通風」

冷房を使わなくても涼しい空気を取り入れるには、窓の開け方が重要です。部屋の対角線上にある2つの窓を同時に開けると、空気の通り道が生まれます。

これを対角線通風と呼びます。

星 悠真
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部屋に窓が2方向ある場合は、できるだけ離れた窓を開けて風の流れを確保しましょう。

遮熱カーテンで熱を遮断する

image : Amazon

昼間に部屋が熱くなると、夜になっても熱がこもってしまいます。その原因の多くは窓から入る日射です。

遮熱カーテンを使うことで、日中の熱をカットし、夜の室温を下げられます。

サーキュレーターで空気を循環させる

冷気は下に、暖気は上にたまります。

そのため、扇風機よりも風力の強いサーキュレーターを使うと、部屋全体の温度が均一になり涼しく感じられます。

星 悠真
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電気代は1時間で1〜2円程度なので、電気代を気にする場合でも安心して夜通し使えます。

サーキュレーターの選び方とおすすめモデルは以下の記事で紹介しています。参考にしてください。

サーキュレーターは部屋の広さで決める!選び方と厳選7選|一級建築士厳選【2025年版】

冷感寝具で体感温度を下げる

image : Amazon

電気を使わずに涼しく眠りたいなら、接触冷感寝具を導入するのがおすすめです。

敷きパッドに触れると熱を奪ってくれるため、体感温度を2〜3度下げる効果があります。サーキュレーターと併用すればさらに効果が高まります。

エアコンがない寝室でも涼しく眠れる方法

もしあなたが「そもそも寝室にエアコンが付けられない」という賃貸物件に住んでいるなら、別の記事で詳しく解説しています。

寝室にエアコンがない賃貸でも涼しく眠れる方法4選|一級建築士厳選

この記事では、以下の4つの方法を具体的に解説しています。

  1. リビングの冷気をサーキュレーターで寝室に送る
  2. 排熱ダクト式スポットクーラーで寝室を直接冷やす
  3. ダクトなしスポットクーラー(冷風扇)で体感温度を下げる
  4. 冷感寝具を導入して体感温度を下げる
星 悠真
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部屋の間取りや予算に合わせて選べる方法なので、冷房なしで眠れる工夫を探している方はぜひ参考にしてください。

まとめ|2025年はいつから夜に冷房が不要になるのか?

まとめると、2025年に夜が涼しくなり冷房が不要になる時期は次の通りです。

  • 北海道・東北:9月中旬頃
  • 関東:9月下旬頃
  • 西日本:9月下旬から10月初旬
  • 九州:10月上旬
  • 沖縄:10月中旬以降

冷房を使わなくても眠れる目安は「最低気温22〜23度、湿度60%以下」です。冷房を減らすことで電気代は月に数千円単位で変わり、体調面にも良い影響を与えます。

あなたの地域の気温傾向を確認しつつ、紹介した工夫を取り入れることで、2025年の秋は冷房に頼らず快適に眠れるようになるでしょう。

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▷インテリアコーディネーター
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