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オイルヒーターvsオイルレスヒーターどっちが良い?一級建築士が選び方を解説

寒さの悩み
この記事を書いた人

▷一級建築士
▷インテリアコーディネーター
▷家電ライター

住まいの寒さ・暑さ・騒音問題。
ただ家電や家具を買うだけでは解決できません。
なぜなら、問題の多くは部屋自体の構造に起因するから。
建築設計のプロだからこそ知っている、家電・家具選びの新常識をお伝えします!

星 悠真 (ほし ゆうま)をフォローする

一級建築士の星悠真です。

「オイルヒーターとオイルレスヒーター、どっちを買うべき?」と迷っていませんか?

実は、この2つは仕組みも適した部屋も大きく違います。

暖房器具は家電そのものの性能だけでなく、部屋の断熱性や構造を理解した判断が欠かせません。しかし、この視点は多くの家電レビューでは触れられていません。

そのため、多くの人が機器の性能だけで判断してしまい、購入後に後悔してしまいます。

星 悠真
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この記事を読めば、あなたの部屋に合うのがどちらなのかが明確になります。

  1. オイルヒーターとは?仕組みと特徴を解説
    1. オイルヒーターのメリット|乾燥しにくい暖房と高い安全性
      1. ①輻射熱で穏やかな暖房を作る
      2. ②表面温度が低く、やけどしにくい
      3. ③部屋全体を均一に温める
    2. オイルヒーターのデメリット|電気代の高さと断熱性能への依存性
      1. ①電気代が上がりやすい
      2. ②暖まるまで時間がかかる
      3. ③断熱が弱い部屋には不向き
  2. オイルレスヒーターとは?オイルヒーターとの違いを解説
    1. オイルレスヒーターのメリット|速暖性と使いやすさに優れる
      1. ①熱の立ち上がりが速い
      2. ②表面温度が低く、やけどしにくい
      3. ③きめ細やかな温度調整が可能
    2. オイルレスヒーターの短所|価格とサイズに注意が必要
      1. ①本体価格が高い傾向がある
      2. ②本体サイズが大きいモデルが多い
      3. ③音が出るモデルがある
  3. どっちが良い?オイルヒーターとオイルレスヒーターの違い
    1. 部屋の断熱性が暖房の性能を左右する理由
  4. あなたの部屋に合うのはどちらかを判定する方法
    1. ①戸建てかマンションかで変わる断熱性の傾向
    2. ②家の構造種別で判断する方法(木造・鉄骨・RC)
      1. 木造
      2. 軽量鉄骨
      3. RC造(鉄筋コンクリート)
    3. ③窓の断熱性が最も判断しやすい基準
      1. 二重ガラス・樹脂サッシ
      2. 単板ガラス・アルミサッシ
    4. ④築年数で断熱性能がわかる
      1. 築20年以内
      2. 築20~30年以上
  5. 一級建築士が選ぶおすすめオイルレスヒーター3選
    1. 【第1位】ケノンヒーター「スグダン」|圧倒的な速暖性と省エネ性が魅力のオイルレスヒーター
      1. すぐ暖まる“秒速暖房”が本当に優秀
      2. 電気代を抑える独自の制御システム
      3. 本体表面が熱くなりにくい
      4. デザイン性と可搬性が高く使いやすい
    2. 【第2位】デロンギ マルチダイナミックヒーター MDHU15|オイルレス構造で温度ムラの少ない快適暖房
      1. 温度ムラの少ない“体感温度の高さ”が優秀
      2. 乾燥しない“質の高い暖房”
      3. 高い静音性とやけどしにくい安全設計
    3. 【第3位】コロナ オイルレスヒーター DHS-1222|国産メーカーの安定感と扱いやすさが魅力
      1. 必要十分な速暖性で寒い朝にも強い
      2. 表面温度が低く、安全対策も充実
      3. コストパフォーマンスに優れた国産モデル
  6. まとめ|オイルヒーターvsオイルレスヒーターは部屋の構造で選ぶべき

オイルヒーターとは?仕組みと特徴を解説

image : Amazon

結論として、オイルヒーターが向いているのは断熱性が高い部屋です。

オイルヒーターは内部にオイルを持ち、そこへ電気の熱を移す仕組みで動きます。オイルは熱を蓄えやすいため、本体全体がゆっくり暖まり、部屋を均一に温めることができます。

星 悠真
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ここからは、建築士としての視点を含めながら、特徴を整理します。

オイルヒーターのメリット|乾燥しにくい暖房と高い安全性

①輻射熱で穏やかな暖房を作る

オイルヒーターは温風を出さないため、空気が乾きにくく、部屋の環境を整える力があります。温風が苦手な人や、乾燥が気になる人に向いています。

②表面温度が低く、やけどしにくい

オイルヒーターは金属部分が高温になりにくいため、子どもやペットが近づいても安心です。

③部屋全体を均一に温める

オイルが熱を保持するため、部屋の温度ムラが少なく、快適な環境を作りやすくなります。

オイルヒーターのデメリット|電気代の高さと断熱性能への依存性

①電気代が上がりやすい

オイルヒーターは内部のオイルを暖めるため、多くの電力を使います。エアコンに比べると、電気代が高いのが特徴です。

②暖まるまで時間がかかる

熱を蓄える構造のため、部屋が暖まるまでに時間を要します。短時間だけ暖房を使う生活には向きません。

③断熱が弱い部屋には不向き

壁や天井の断熱性が弱い部屋は、暖気が逃げる速度が速くなります。

オイルヒーターはゆっくり暖める機器のため、断熱性が低いと逃げる熱に負けてしまい、暖かくならないという現象が起こることがあります。

星 悠真
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ここが建築士として最も伝えたい点です。

オイルレスヒーターとは?オイルヒーターとの違いを解説

結論として、オイルレスヒーターは暖まりが速く、断熱性が低い部屋でも使いやすいです。

オイルレスヒーターは、内部にオイルを持たず、金属板やヒーターブロックを直接暖める仕組みで動きます。オイルヒーターの弱点である速暖性の低さを解決しています。

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オイルレスヒーターのメリット|速暖性と使いやすさに優れる

①熱の立ち上がりが速い

電源を入れてから暖まるまでの時間が短いため、必要な時にすぐ暖房が欲しい人に向いています。

②表面温度が低く、やけどしにくい

オイルヒーター同様、オイルレスヒーターは小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。

③きめ細やかな温度調整が可能

オイルの温度を維持する必要がないため、細かな温度制御が可能です。部屋の状況に応じて柔軟に温度を調整できます。

オイルレスヒーターの短所|価格とサイズに注意が必要

①本体価格が高い傾向がある

オイルレスヒーターは高性能なモデルが多く、オイルヒーターより高価格になることが多いです。

②本体サイズが大きいモデルが多い

放熱面積を確保する必要があるため、横幅が広い本体が増えています。部屋のレイアウトによっては、設置位置の調整が必要になります。

③音が出るモデルがある

オイルヒーターとは異なり、金属板の膨張音が気になる場合があります。

どっちが良い?オイルヒーターとオイルレスヒーターの違い

断熱性の高い部屋はオイルヒーター、断熱性が低い部屋はオイルレスヒーターが向いています。

星 悠真
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ここでは、建築士としての視点から、部屋の構造が暖房選びに大きな影響を与える理由を説明します。

部屋の断熱性が暖房の性能を左右する理由

熱は温度差がある場所へ逃げる性質を持ちます。

そのため、壁や窓の断熱性が弱い部屋では、暖めた空気が外へ逃げ続けます。暖房の性能よりも、部屋の構造が大きな差を生みます。

断熱性が高い部屋は、ゆっくり暖めても熱が逃げにくく、オイルヒーターの特性と相性が良くなります。逆に、断熱性が低い部屋は、速く暖まるオイルレスヒーターの方が使いやすくなります。

あなたの部屋に合うのはどちらかを判定する方法

暖房器具の性能は、家電そのものより住まいの構造条件で大きく変わります。

星 悠真
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ここでは、建築士の視点から、誰でも確認できる一般的な基準を用いて、どちらがあなたの部屋に合うかを解説します。

①戸建てかマンションかで変わる断熱性の傾向

マンションはコンクリートで囲われているため、外気の影響を受けにくく、室温が安定しやすい構造です。このため、ゆっくり暖めるオイルヒーターとの相性が良い傾向があります。

一方、戸建ては外壁面が多く、熱が逃げやすい構造になります。断熱性が高い戸建てなら問題ありませんが、一般的には速暖性が必要になるため、オイルレスヒーターが使いやすくなります。

星 悠真
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戸建ての場合、以下の②~④の基準もチェックして判断しましょう。

②家の構造種別で判断する方法(木造・鉄骨・RC)

建物の構造自体が、暖房の効き方に影響します。

木造

木造は断熱材が入りやすく、室温を保ちやすい傾向があります。

そのため、オイルヒーターもオイルレスヒーターも使いやすいです。しかし、築年数によって断熱性能に差が大きいので注意が必要です。

星 悠真
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木造住宅の場合、以下の③④もチェックして判断しましょう。

軽量鉄骨

鉄骨は熱を通しやすく、冬は冷えやすい構造です。

断熱性が弱めの鉄骨造は速暖性が必要になるため、オイルレスヒーターが向きます。

RC造(鉄筋コンクリート)

熱をためやすく、外気温の影響を受けにくい構造です。

室温が安定するため、ゆっくり暖めるオイルヒーターが活きます。

③窓の断熱性が最も判断しやすい基準

窓は家の中で最も熱が逃げる場所です。

そのため、窓の断熱性は大きなポイントです。

二重ガラス・樹脂サッシ

断熱性が高く、熱が逃げにくいため、オイルヒーターの穏やかな暖房とも相性が良い構造です。

単板ガラス・アルミサッシ

熱が逃げやすい構造で、室温が安定しません。さらにサッシが劣化している場合、断熱性はさらに低くなります。

この場合は、速く暖められるオイルレスヒーターが扱いやすくなります。

④築年数で断熱性能がわかる

日本の住宅は、年々省エネ基準が厳しくなり断熱性や気密性が高くなっています。そのため、築年数によって暖房の効きが大きく異なります。

築20年以内

断熱材が厚く、窓の断熱性も改善されていることが多いため、オイルヒーターと相性が良い住まいが多いです。

築20~30年以上

断熱材が薄い場合が多く、窓の性能も弱い傾向があります。熱が逃げやすいため、速暖性のあるオイルレスヒーターが向きます。

星 悠真
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ただしリフォームや改修されている場合、築年数によらないので、他の特徴と合わせて判断しましょう。

一級建築士が選ぶおすすめオイルレスヒーター3選

部屋の構造や特徴を総合的に判断した結果、オイルレスヒーターが向いているあなたへ。

ここでは、速暖性、安全性、省エネ性のバランスが良いオイルレスヒーターを3モデル紹介します。是非参考にしてください。

【第1位】ケノンヒーター「スグダン」|圧倒的な速暖性と省エネ性が魅力のオイルレスヒーター


スグダンは速暖性、省エネ性、静音性のバランスが高く、断熱性能が低い部屋でも暖かさを作れる万能型のオイルレスヒーターです。

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すぐ暖まる“秒速暖房”が本当に優秀

スグダンは通電後すぐに熱を放出するため、部屋が冷えた状態でも快適な温度を作れます。特に築年数が古い家や、窓の断熱性が弱い部屋には大きなメリットがあります。

電気代を抑える独自の制御システム

室温の変化に合わせて微細に出力調整するため、省エネ性が高い構造です。オイルヒーターより電力負担が軽く、長時間の使用でも家計にやさしい点が魅力になります。

本体表面が熱くなりにくい

触れてもやけどしにくい安全設計で、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。温風を使わないため、乾燥が気になる人にも向いています。

デザイン性と可搬性が高く使いやすい

スリムな構造で置く場所を選ばず、部屋の雰囲気を崩しません。取っ手やキャスターも使いやすく、女性でも楽に移動できます。

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【第2位】デロンギ マルチダイナミックヒーター MDHU15|オイルレス構造で温度ムラの少ない快適暖房

image : Amazon

デロンギ マルチダイナミックヒーター MDHU15は、オイルヒーターの弱点を克服した高級オイルレスヒーターで、快適性を重視したい家庭に向いています。

温度ムラの少ない“体感温度の高さ”が優秀

デロンギ独自のヒーターブロックが部屋を均一に暖めるため、暖房によくある“上下温度差”が少ない快適な環境を作れます。冬の肌寒さを強く感じる部屋には効果的です。

乾燥しない“質の高い暖房”

温風を出さず、ふく射熱を中心に暖めるため、肌や喉が乾きにくい環境を作れます。乾燥に敏感な人や、静かな暖房を求める家庭に向きます。

高い静音性とやけどしにくい安全設計

ヒーターブロックの温度が上がりすぎないため、触れても危険性が低い構造です。寝室でも使いやすく、子どもが近づく環境でも安心できます。

【第3位】コロナ オイルレスヒーター DHS-1222|国産メーカーの安定感と扱いやすさが魅力

image : Amazon

コロナ(Corona) オイルレスヒーター DHS-1222は、操作のしやすさと速暖性を備えた国産の安心モデルで、シンプルに暖かさがほしい部屋に向いています。

必要十分な速暖性で寒い朝にも強い

電源を入れてから暖まるまでが速く、冷え切った部屋でも短時間で快適さを作れます。特に築年数が古い家や、ガラスの断熱性が低い部屋に強みがあります。

表面温度が低く、安全対策も充実

転倒OFFスイッチや過熱防止機能など、安全面の配慮が多いモデルです。子ども部屋や寝室にも使いやすい構造です。

コストパフォーマンスに優れた国産モデル

価格が比較的抑えられており、オイルレスヒーターの導入としても選びやすい製品です。「とにかく暖めたい」「余計な機能はいらない」という家庭にぴったりの暖房です。

まとめ|オイルヒーターvsオイルレスヒーターは部屋の構造で選ぶべき

この記事では、オイルヒーターとオイルレスヒーターの違いを、建築士の視点で解説しました。

暖房器具の性能だけでなく、部屋の断熱性や構造を踏まえると選ぶべき暖房が明確になります。

  • 断熱性が高い部屋 → オイルヒーター
  • 断熱性が低い部屋 → オイルレスヒーター

家電選びのポイントに、部屋の構造という視点を加えると、暖かさは大きく変わります。この記事が、あなたの冬を快適にする暖房選びの助けになれば嬉しいです。

運営者プロフィール

▷一級建築士
▷インテリアコーディネーター
▷家電ライター

住まいの寒さ・暑さ・騒音問題。
ただ家電や家具を買うだけでは解決できません。
なぜなら、問題の多くは部屋自体の構造に起因するから。
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