こんにちは、一級建築士の星 悠真です。
都市部のワンルームや狭い1Kを探していると、「玄関がない間取り」の物件に出会うことがあります。
ドアを開けるとすぐリビング。玄関らしい区切りがまったくない間取りです。

一見すると「住みにくそう」「防犯面は大丈夫?」と感じるかもしれません。
しかし、一級建築士として空間効率を重視してきた私から見ると、このような物件にも確かなメリットがあります。
この記事では、玄関がない賃貸物件「玄関レス物件」の間取りや特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。

狭い部屋でミニマルに暮らしたい方、できるだけコスパ良く住みたい方にとって、有益な内容になっています。
よくある「玄関がない賃貸」の間取りと特徴
「玄関がない」と言っても、ドアがないわけではありません。正確には、玄関の“仕切り”がない物件のことを指します。
代表的な特徴
- ドアを開けるとすぐにキッチンや部屋がある
- 下駄箱や玄関マットのスペースがない
- 廊下が省かれていて、空間がコンパクト
- 1Kやワンルームなど、狭い物件に多く見られる
特に、築古のアパートやリノベーション済み物件によくある間取りです。
元々あった玄関や廊下を削って居住スペースを広げた結果、玄関が簡略化されているケースもあります。物件によっては、靴を脱ぐスペースすら明確でないことも。
そのぶん、室内面積が少しでも広く取られているという意図があります。
つまり、スぺパ(=スペースパフォーマンス)に非常に優れた物件です。
玄関レス物件のメリット4選|スぺパ・コスパ・タイパが最強!

玄関がない物件には、スペースとコストの面で、メリットがあります。
①居室スペースを広く使える(スぺパ◎)
玄関や廊下のスペースが省かれているため、その分だけ居室部分が広くなります。
約15㎡〜20㎡ほどの物件でも、体感的には1〜2㎡程度余裕が出ることもあります。家具のレイアウトに自由度が生まれるのは、コンパクトな住まいでは大きな利点です。
②家賃が安めに設定されていることが多い(コスパ◎)
一般的に、玄関がない間取りは「人気がやや低め」です。
そのため、同じエリア・広さの物件と比べて家賃が抑えめになる傾向があります。都市部で家賃を最優先に考える人にとって、これは見逃せないポイントです。
③掃除や管理がシンプルになる(タイパ◎)
玄関がないぶん、掃除すべき場所が減るという利点もあります。
外履きと内履きの区切りが曖昧なので、玄関タイルや段差の掃除は不要です。ミニマル志向の人や掃除が面倒に感じる人にとっては、実は快適な仕様でもあります。
④動線がコンパクトで使いやすい(タイパ◎)
ドアからキッチン・部屋までが短い動線でつながるため、移動がスムーズです。
玄関で立ち止まる必要がないので、帰宅からの動作が効率化されます。
玄関レス物件のデメリット4選|住みにくさや不安のある点

一方で、玄関がないことで生活に不便を感じやすい部分もあります。
事前にデメリットを理解しておくことで、失敗を防ぐことができます。
①プライバシーが確保しにくい
ドアを開けると部屋が丸見えになる間取りでは、外からの視線が気になります。
とくに来客時や宅配対応時に、生活感がそのまま見えてしまうことがあります。玄関が仕切られていれば防げることも、間取りによっては難しい状況になります。
②外気・におい・音が室内に入りやすい
玄関と部屋が直結しているため、においや冷気・騒音などの影響を受けやすくなります。
玄関扉の断熱・遮音性能が低い場合は、対策が必要です。
③靴の収納スペースに困る
玄関がない=靴の定位置が決まっていないという状況になります。
靴箱を置くスペースがないと、床が散らかりがちになります。下駄箱を部屋の隅に配置する、収納ボックスを活用するなどの工夫が必要です。
④防犯・衛生面の不安がある
外と内の境界が曖昧なため、外のホコリや虫が入りやすいといった面もあります。
とくに夏場は、ドアの開け閉めに注意が必要です。
加えて、宅配を受け取る際にドアを開けると室内がすぐ見えることから、防犯上の不安を感じる人もいます。
まとめ|玄関レス物件が向いている人の特徴と選び方
「玄関がない」と聞くと不安に感じるかもしれません。しかし、ライフスタイルによってはむしろ快適に暮らせる選択肢にもなります。
以下のような方には、玄関なし物件が向いています。
- 都心で家賃を抑えたい人
- 来客が少なく、自分だけの空間を重視する人
- 靴を多く持たないミニマル志向の人
- 掃除の手間を減らしたい人
- 限られた空間を最大限に使いたい人
また、選ぶ際には以下のポイントを意識してください。
- ドアの断熱性・防音性を確認する
- 靴の収納や目隠しの工夫ができるかどうか
- 宅配ボックスやオートロックの有無をチェック
- 自分の生活動線と間取りの相性を見極める
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おわりに
玄関がない賃貸物件は、スペースとコストの面で大きなメリットがあります。ただし、生活のしやすさやプライバシー面での工夫は欠かせません。
一級建築士としての視点から言えば、「玄関がないからダメ」ではなく、暮らし方次第で正解になり得る間取りだと考えています。
ミニマルな暮らしを目指すミニマリストの方や、スぺパ・コスパ・タイパ重視の方は、ぜひ一度選択肢として検討してみてください。



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