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エアコンがない部屋の在宅勤務の寒さ対策|パネルヒーター+厚着が最強な理由

寒さの悩み
この記事を書いた人

▷一級建築士
▷インテリアコーディネーター
▷家電ライター

住まいの寒さ・暑さ・騒音問題。
ただ家電や家具を買うだけでは解決できません。
なぜなら、問題の多くは部屋自体の構造に起因するから。
建築設計のプロだからこそ知っている、家電・家具選びの新常識をお伝えします!

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一級建築士の星悠真です。

エアコンのない部屋で在宅勤務(テレワーク)をしていると、足元が特に寒く、厚着だけでは仕事に集中できないことはありませんか。

この記事は、冬のエアコンのない在宅勤務ではパネルヒーター(デスクヒーター・足元ヒーター)+厚着が最も効率的な理由を徹底解説します。

私自身も在宅ワークで長時間パソコンに向かっていますが、パネルヒーターと厚着で快適に作業できています。

星 悠真
星 悠真

寒さのストレスが減り、仕事に集中できる環境をつくるための具体的な方法をお伝えします。

在宅勤務で部屋が寒くなる理由

エアコンなしの部屋が寒くなる原因は、構造と空気の性質にあります。部屋の断熱性能が低いと足元の冷えが強くなり、厚着では解消しにくい状態が続きます。

床付近に冷気が溜まりやすい構造

暖かい空気は上へ移動し、冷たい空気は下へ溜まります。

この対流作用により、デスク下は特に冷えやすくなります。また、足元は体の中でも熱を失いやすいため体温に大きく影響します。

断熱性能が低い部屋は底冷えが大きい

特に築年数が古い建物では、外壁や窓の断熱性能が十分ではありません。

厚着だけでは、この冷えを完全に防ぐことは難しいです。

【Tips】部屋全体を暖めると作業効率も下がる

オイルヒーターやエアコンで部屋全体を暖めると、頭まで暖かくなり眠気が生じやすいです。

作業効率を考えると、自分だけを温めるパーソナル暖房の方が合理的です。

パネルヒーター(デスクヒーター・足元ヒーター)が最適な理由

image : Amazon

在宅勤務の寒さ対策で私がおすすめするのがパネルヒーター(デスクヒーター・足元ヒーター)です。

パネルヒーターは、足元をじっくり温める輻射熱を活用するため、デスクワークと相性が良いです。

足元冷えに特化したパーソナル暖房

パネルヒーターは面から発生する輻射熱で、足元と空間を穏やかに暖めます。

デスクヒーターや足元ヒーターとして設置でき、作業エリアだけを効率的に暖めます。

ホコリや乾燥の影響が少ない

ファンヒーターのように強制的に空気を動かさないので、ホコリが舞う心配が少ないです。また、エアコンと異なり乾燥もしません。

アレルギーがある人や、仕事中に空気の流れが気になる人にも向いています。

安全性と省スペース性

パネルヒーターは外側の表面が極端に熱くなりません。

火事の心配に気を使う必要がなく、デスク下に置いても安全です。また、薄型で収納も容易です。

パネルヒーターだけでは寒い場合は厚着と併用すると最も効果的

パネルヒーター(デスクヒーター・足元ヒーター)だけでは足りない日は、厚着との併用が最適です。暖房と衣服には役割の違いがあるため、組み合わせることで熱効率が大きく向上します。

厚着は体幹の熱を逃がさない

厚着をすることで、上半身の熱を逃がさず体温を保てます。

厚木の代わりに着るこたつやヒートベストも有効ですが、足元の冷えは残るため、パネルヒーターとの併用が有効です。

パネルヒーターは足元に熱を与える

足元に直接熱を供給することで、座った状態でも効率よく暖かさを感じられます。デスク下に設置すれば、机に向かいながら快適に作業可能です。

私の体験談

私もエアコンがない部屋で長時間パソコンに向かいますが、パネルヒーターだけでは寒い日もあります。

その際は薄手のコート+パネルヒーターで作業をしています。着るこたつやヒートベストも試しましたが、逆に暑くなりすぎて眠くなるため薄手のコートで十分でした。

星 悠真
星 悠真

なお、私の部屋の環境はRC造マンションの一室で断熱性能は一般的です。断熱性能の低い部屋で作業する場合は、厚手のコートや着るこたつ等を併用した方が理想的です。

【Tips】在宅勤務以外の動き回る作業には電気スリッパも便利

image : Amazon

在宅勤務中は座り作業が中心ですが、家事や軽い作業で歩き回る場合もあります。その場合は電気スリッパ(床暖スリッパ)がおすすめです。

電気スリッパ(床暖スリッパ)の利点

電気スリッパは足の裏から温めてくれるため、動きながら暖かさを保てます。パネルヒーターよりも暖める範囲は少ないですが、在宅勤務よりも移動が多い場合におすすめです。

パネルヒーターは電気代も低く、省エネ

部屋全体を暖めるエアコンやオイルヒーターは、消費電力が大きく電気代も高くなりがちです。

在宅勤務の場合は、自分だけを温めるパネルヒーター(デスクヒーター・足元ヒーター)等のパーソナル暖房の方が電気代が低く省エネです。

電気代比較(目安)

暖房器具代表的な消費電力計算(kW × 31円)1時間あたりの電気代(目安)
パネルヒーター200W0.20 × 31 = 6.2約 6円
エアコン600W0.60 × 31 = 18.6約 19円
オイルヒーター1200W1.20 × 31 = 37.2約 37円
電気ストーブ800W0.80 × 31 = 24.8約 25円

在宅勤務の長時間運用でも、パネルヒーターは圧倒的にコスパが良くなります。

おすすめパネルヒーター(デスクヒーター・足元ヒーター)3選

私がおすすめする、実際の在宅ワーク環境で使いやすく、足元冷え対策に効果が高いパネルヒーター(デスクヒーター・足元ヒーター)を3モデル紹介します。是非参考にしてください。

【第1位】アイリスオーヤマ APH-16B-H パネルヒーター

image : Amazon

デスク下に置きやすいサイズ感で、折りたためるためオフシーズンには省スペースで収納できる点が魅力。

5段階の温度調節や自動切りタイマー、高温センサーなど安全面も十分に考慮されており、在宅勤務で長時間使っていても安心できます。

星 悠真
星 悠真

私が冬に愛用しているのがこちらのモデルです。シンプルなデザインでコンパクトに収納できるため気に入っています。

【第2位】パナソニック DC-PKD4-H デスクヒーター

image : Amazon

パナソニックらしい安定したつくりで、弱と強の2段階温度調整に対応。

温度が上がりすぎないようサーモスタットも備えているため、長時間使用していても快適な温度を維持できます。本体はコンパクトで、約2.2kgと軽量なため、どのようなデスク下にもすっきり収まります。

【第3位】オーム電機 KIS-PHT01A-GR パネルヒーター

image : Amazon

パネルヒーター界でも抜群にコスパの良いモデルです。

折りたたみ式で設置も片付けも簡単で、温度は3段階で調整できます。安全装置として4時間自動オフ機能や転倒時オフ、過熱防止装置が搭載されているため、デスク下で使う際にも心配がありません。

まとめ:在宅勤務の寒さはパネルヒーター+厚着が最強

エアコンがない部屋での在宅勤務は、足元の冷えが集中力を大きく下げてしまいます。

部屋全体を暖める方法は電気代が高く作業効率も落ちるため、自分だけを暖めるパーソナル暖房のパネルヒーターが最適です。さらに厚着を組み合わせれば、他の暖房器具を買う必要もありません。

私自身もこの方法で寒さのストレスが大きく減り、作業効率が向上しました。同じ悩みを持つ方には自信を持っておすすめできます。

ぜひ、あなたの在宅環境に合った1台を選んで、冬の作業をより快適にしてみてください。

運営者プロフィール

▷一級建築士
▷インテリアコーディネーター
▷家電ライター

住まいの寒さ・暑さ・騒音問題。
ただ家電や家具を買うだけでは解決できません。
なぜなら、問題の多くは部屋自体の構造に起因するから。
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